セルマー(SELMER)のテナーサックスの歴史や特徴、中古買取価格

サックス奏者ならだれもが一度はあこがれる「セルマー(SELMER)」の楽器。テナーサックスもしかりで、楽器はまさにエレガントという表現がぴったり。ここでは、セルマーのテナーサックスの歴史や特徴、中古買取に関することをまとめてまいります。

セルマーの歴史

セルマーは1885年にできたブランドです。アドルフ・サックス社のサックス制作の技法を継承している会社で、サックスの最高級ブランドとしても認識されています。テナーサックスは、アルトサックスに並んでセルマーの代表楽器といえます。

1926年にできた月桂樹の輪と「HENRI SELMER PARIS」のロゴは100年近く経過した今でも健在。音楽シーンには欠かせないメーカーとなりました。

セルマーの特徴

セルマーのテナーサックスは、基本となるモデルから演奏家との交流を経て生まれたモデルなど多岐にわたります。ポピュラーや吹奏楽のみならず、ジャズやクラシックなどあらゆるジャンルで活躍できる楽器です。マイナーチェンジに特化し、ベーシックを貫くからこそ初心者からプロまで「演奏しやすい楽器」ということができます。

また、サックスには欠かせない彫刻は、繊細かつ豪華。セルマーのロゴも相まってエレガントさだけではなく、華やかさも持ち合わせている楽器です。

セルマーの代表的な種類

セルマーのテナーサックスの代表的な種類は「スーパーアクション80シリーズ」です。セルマー社がサックス制作を始めたころからのベーシックを継承したモデルです。低音域はもちろんのこと、高音域に至るまで忠実な吹奏感を実現してくれます。

ジャズからポピュラーなどさまざまな音楽表現に長けており、伸びがよく力強い音色は多くのテナーサックス奏者を魅了しています。
また、往年の名器の設計を継承・復刻した「リファレンスシリーズ」や、これまでのセルマーの音色とは異なるモデルで、最新の技術を随所に詰め込んでいる「シリーズⅢ」は、プロの演奏家にも注目されています。

セルマーの評価・評判

一般的に管楽器は吹き馴らしの期間が必要で、サックス奏者がフィーリングをつかむ以外にも「テナーサックスらしい音色」に仕上げるためにしばらく時間を要することがあります。その反面、セルマーは「吹いた瞬間から音の鳴りがよい」と評価されることもあります。
ただし、いろいろな顔を持ち合わせているとはいえ、クセがいったんついてしまえばそれを抜くために時間がかかるようです。楽器自体「JAZZからクラシックへ」「クラシックからポピュラーへ」というように演奏の転換は難しいかもしれません。

セルマーの中古買取価格の相場

セルマーの現行モデル・スーパーアクション80シリーズⅡジュビリーのラッカーモデルを例にとると、新品定価70万円、市場では60万~70万円台 で販売されています。

中古市場では、同モデルで40万円台後半 の販売となっているようです。中古買取価格の相場として10万円以上の買取額はつくと予想されます。セルマーの楽器はマイナーチェンジ中心であるうえ、純正部品が入手しやすいので、古くてリペアが必要な楽器でも高額買取が期待できます。

セルマー自体、ヴィンテージ性の高い楽器です。特に「アメセル」と呼ばれるアメリカ製 のセルマーは、「フラセル」と呼ばれるフランス製の本場セルマーよりも高値が付く傾向にあります。自宅に眠っている古いセルマーのテナーサックスがあれば手入れの有無を問わず買取を依頼しましょう。思わぬ高値がつくかもしれません。

まとめ

テナーサックス奏者なら一度は吹いてみたいあこがれのメーカー「セルマー」。新旧問わず中古楽器は高値買取が期待できるメーカーです。新しい楽器はもちろんのこと、古い楽器が物置から出てきたという場合でも迷わず買取を依頼してみましょう。

楽器買取無料査定