キングのアルトサックスの歴史や特徴、中古買取価格

キングは現存する管楽器メーカーですが、アルトサックスとなると「激レア楽器」として注目されるメーカーとなります。

堂々とした冠のロゴが刻印されたヴィンテージサックスは、現在のキングファンならぜひ手に入れたい逸品かもしれません。

ここではキングのアルトサックスの歴史や中古買取情報などについてまとめました。

キングの歴史

キング(KING)は、アメリカの管楽器メーカーです。

もともとはトロンボーンの販売からスタートしたこのメーカーですが、1900年代初頭にはフランスの「クランポン社」のOEM製品としてサックス製造にも携わっています。

KINGブランドのアルトサックスの歴史は1915年ころから始まります。

1998年ころまでアルトサックスの製造が続けられていました。

ジャズの巨匠がこぞってキングのアルトサックスを愛用していたことと、現在でも続くキングというブランドのネームバリューから、製造終了後の現在でもヴィンテージサックスとして多くのサックスプレイヤーが注目しています。

キングの特徴

キングのアルトサックスは軽量化されたボディーが特徴です。

また、音程を決める要となるトーンホールは、ソルダードトーンホール(音孔パーツを管体に半田付けする製法)を採用した機種もあり、丁寧な作りもキングならではと言えるでしょう。

オールドキングになると、キーを左右互い違いに配置したモデルやスターリングシルバー製の豪華なアルトサックスなど、キングならではの仕様が見られます。

精巧に彫り込まれた彫刻は芸術品といっても過言ではありません。

音色はアルトサックスらしい「軽快な音色」「クリアで明るい音色」とされています。

この音色はキングの特徴といわれることが多く、キーの配列なども相まってジャズシーンには欠かせない「変幻自在な音色」を醸し出すことができます。

キングの代表的な種類

キングのアルトサックスを象徴する『Super20』

キングは全般的に人気が高いモデルが多いのですが、中でも1945年から1998年まで製造されていた「Super20」というモデルはキングのアルトサックスを象徴するモデルといえるでしょう。

このモデルをベースとしたオールシルバーの「シルバーソニック」なども存在しています。

製造時期によってパーツの仕様が異なるので、製造時期によっては注目度が高い一台となることもあるようです。

ヴィンテージとして希少価値の高い『ZEPHER』

さらにヴィンテージの域にある「ZEPHER(ゼファー)」は希少価値が高いモデルです。

キングらしさを象徴する軽快な音色が特徴。

40年以上前のモデルですが、プロのサックスプレイヤーや楽器コレクターを中心に取引がなされているようです。

キングの評価・評判

キングは現在ではトロンボーンを主力とする金管楽器の製造・販売に特化しています。

アメリカの管楽器に多い「パワフルでかつ艶のある音色」を表現できるメーカーとして知名度が高いメーカーです。

金管楽器メーカーである現在のキング社しか知らない人でも「キングのアルトサックス」に関して、その価値を容易に想像できるはずです。

キングのアルトサックスに関しては、最終シリアルが20年以上前のものとなりますが、ソルダートトーンホールの精巧な作りや、現在にはないキーレイアウトから「楽器自体がゆがまず、当時の音色を再現できるモデル」として評価がなされています。

キングの中古買取価格の相場

キングのアルトサックス「Super20」であれば、日本国内の中古市場でもわずかながら出回っているようです。

現在ではオーバーホールがなされ、リラッカー(塗装しなおし)や純正以外のタンポ装着というように、リペアが入った状態であることがほとんどですが、それでも30万~50万円ほどの価格で販売されているようです。

買取に関してはシリアルナンバーや仕様・楽器の保存状態でも異なってきますが、高値での買取が期待できそうです。

希少価値が高いモデルではさらに高額が期待できるでしょう。

楽器の価値を知る専門店での買取依頼がポイントです。

まとめ

キングのアルトサックスはヴィンテージサックスとして、世界中で取引がなされています。

ジャズの巨匠たちが愛してやまないキングのサックスは、リペアを行うことで一生の相棒として使い続けることができます。

日本でもキングのアルトサックスに対するニーズも高いことから、家に眠っているキングのアルトサックスがあれば、新しいオーナーに手渡すべく買取を検討してみましょう。

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