マーチンのアルトサックスの歴史や特徴、中古買取価格

サックスが吹ければちょっとした自慢ですが、少し上手になったら今度はヴィンテージサックスを吹いてみませんか?本当に良い楽器は、きちんとメンテナンスを重ねていればとても良い音色を奏でてくれます。今回はヴィンテージ楽器の王道「マーチン(MARTIN)」のアルトサックスの歴史や特徴についてまとめてまいります。

マーチンの歴史

マーチンは1920年代以前から続くアメリカの楽器メーカーです。

そのころから生産が終了したと思われる1960年代まで販売されていたアルトサックスは「ヴィンテージサックス」として有名です。

マーチンのアルトサックスはジャズシーンで広く演奏されており、丁寧にメンテナンスされた一台はプロプレイヤーならだれもが憧れるサックスといえるでしょう。

マーチンの特徴

マーチンのアルトサックスは、年代によって3つのモデルに分かれます。

すべて手作りにこだわっており、その丁寧なつくりは世代を超えた今でもよい音色を奏でられるほど。

サックスといえば、ベルに施された丁寧な彫金です。

最近のモデルではレーザー彫金の品物が主流ですが、マーチンはすべて手彫り。

エレガントな彫金デザインは、サックスのあるべき姿がすでに確立しているといっても過言ではありません。

アールデコをイメージしたキーガードワイヤーの流麗さなど、どれをとっても完成されているところも人気の理由です。

マーチンの代表的な種類

日本での流通が多い「The Martin Committe Model」

1920年代の「The Martin Handmade Model」も代表格ですが、日本でも多く流通しているのが1940年~1950年代に発売された「The Martin Committe Model」が代表的だといえます。

また、それ以降の「The Martin Magna Model」も国内で流通していますが、比較的新しいためヴィンテージとしても台数が少ないのが現状です。

コミッティーモデルはジャズサックスプレイヤーのアート・ペッパーの愛用楽器としても知られています。ハスキーな音色や唸るような低音が人気で、サックスらしいセクシーかつ豊な音色が出せるモデルとしても知られています。

マーチンの評価・評判

プロプレイヤーやコレクターの間では喉から手が出るほど欲しいといわれるマーチンのサックス。

このところでは、その価値を知っているリペアマンが、純正の部品がない中で少しでも長く良い音色が出せるよう丁寧に調整を施しています。

経年経過によって人の手が施された個体が増えていますが、製造当時のはんだ付け技術が素晴らしく、まだまだ現役で使うことができます。

何人ものサックスプレイヤーやリペアマンが一つの個体を育てあげていると考えると、その価値が高まっていることがわかります。

ネックと本体にはシリアルナンバーが記載されているため、いつの年代のものかなど、その価値が一目でわかるのも魅力の一つです。

マーチンの中古買取価格の相場

マーチンのアルトサックスは、30万円~40万円台での流通となっています。

年を追うごとに流通個体も少なくなっている現状があり、買取相場がつかないメーカーとなっています。

マーチンのアルトサックスに対するニーズはまだまだ高い状態ですので、今、マーチンを手放そうと検討している方は、その価値をわかっている買い取り専門店かヴィンテージ専門の楽器店へ依頼しましょう。

マーチンの価値がわからないお店への依頼や、楽器のリペアがなされていない状態では二束三文での買取になります。

その反面、マーチンのヴィンテージ性を理解した買取専門店に依頼することで現状の販売価格以上の買値がつくこともあるかもしれません。

手元にマーチンのアルトサックスがある方は、どんどん吹き込んで楽器を死蔵品にしないこと、信頼できるリペアマンの下で定期的にリペアをしてもらうことが高額買取への近道です。

まとめ

マーチンのアルトサックスは時代を超えてもよい音色を奏でてくれます。

自宅の倉庫などに「おじいちゃんやおばあちゃんが使っていた楽器」があればそれはマーチンかもしれません。

死蔵品としてそのまま眠らせるよりも、まずは大事に使ってくれる人のもとへ託してみませんか?

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