YANAGISAWA(ヤナギサワ)のアルトサックスの歴史や特徴、中古買取価格相場

サックスを専門に製造する、国内の管楽器メーカーであるYANAGISAWA(ヤナギサワ)は、ヤマハ、セルマーとともに、サックスの3大メーカーと言われています。

個性的な音色が特徴のヤナギサワのアルトサックスは、海外からも人気の高い機種があります。

ヤナギサワの歴史

ヤナギサワは、明治29年に創業された、日本のサックスメーカーである、柳澤管楽器株式会社のブランドです。

創業当時は輸入楽器の修理を主にしていましたが、昭和29年に初めてテナー・サックスを製造して以降、サックスを専門に扱う日本の管楽器メーカーとして歩んできています。

海外楽器の模倣ではない、独自の高い技術力によって海外からも人気があり、製造工程のすべてが手作業であることでも知られています。

ヤナギサワのアルトサックスは、2014年に発売の、すべてをゼロから新しくすることをテーマに改良が施された、「ゼロ」が2つあることを意味するニューモデル、「WO(ダブルオー)」シリーズが現在、製造されています。

ヤナギサワの特徴

大きな特徴として、ヤナギサワには「ヘヴィー」と「ライト」の、2つのタイプがあります。

ヘヴィータイプは、その名の通りに重い吹奏感で、重量感のある太く柔らかい音色と言われています。

ライトタイプは、軽い吹奏感で軽やかな操作が可能ながらも、しっかりとした響きを保つと言われています。

ヤナギサワのサックスは、一つひとつ手作りであるがために個体差が大きく、同じ機種であってもそれぞれ音色が異なることがあります。

また、すぐにヤナギサワだと分かるくらい個性が強い音色という特徴もあるとされ、ジャズ演奏やソリストの愛用者が多いようです。

ヤナギサワの代表的な種類

WOシリーズは、型番の数字が一桁のライトタイプ、二桁がヘヴィータイプになっており、数字が大きいほど高価な素材を用いているため、見分け易いでしょう。

幅広い演奏者に愛されるベーシックモデル「A-WO1」

本体は真鍮製で、軽い吹き心地が特徴のライトタイプである、一番安価な機種がA-WO1です。

初心者が手に取ることの多い機種ですが、上級者でも愛用される、軽くても痩せない音色が特徴の1つです。

希望小売価格は、ラッカー仕上げで税別270,000円と、エントリーモデルとしては他メーカーよりも比較的安価と言えるでしょう。

芳醇な音色で人気の高いシルヴァーソニックモデル「A-WO37」

本体が銀製で、ヤナギサワのアルトサックスの中で最上位機種となるのがA-WO37です。

ヘヴィータイプの特徴である、重量感の強い吹き心地はプロの演奏者にも好まれる抵抗感があり、その音色は力強く、深くて芳醇と言われています。

希望小売価格は、ラッカー仕上げで税別950,000円と高額ですが、高音から低音までムラの無い響きもあるという特徴から、人気が高い機種です。

ヤナギサワの評価・評判

手作りであるため、個体差が大きく、演奏者によって合う・合わないもよくあるブランドと言われています。

そのため、購入する際は念入りな試奏が欠かせないとも言われます。

演奏者によって音色が全く異なり、個性的と言われる音色ですが、マウスピースなどを付け替えることでクラシックでも演奏されています。

日本の高い技術力による安心感も強く、艶のある音色からも愛用者が多いブランドです。

ヤナギサワの中古買取価格の相場

2014年に全面バージョンアップされたため、WOシリーズは人気が高いシリーズのため、買取価格も期待できるでしょう。

「A-WO37」

あまり演奏しておらず、とても綺麗な状態ならば、ラッカー仕上げで460,000円 くらいが見込め、本体に傷が多くて使用感も強く、状態が悪いものであれば、134,000円 くらいが相場のようです。

特にシルヴァーソニックモデルのこの機種は人気が高いため、日頃からきちんとメンテナンスをするなどして大事に使われ、綺麗なものであれば150,000円 程度は見込めるでしょう。

ヤナギサワのサックスは、個体差の大きさから、自分にあったものを探し求める人が多いため、中古品の流通も多いようです。

また、ヤナギサワのマウスピースも評価が高いため、日常的なメンテナンスは欠かさず行っておきましょう。

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