初心者向け!サックスの選び方のポイント

吹奏楽部やジャズバンド、軽音楽部で欠かせないサックス奏者。担当楽器が決まったら楽器をそろえたくなります。
「マイ楽器」を手にすると、どんな人でもぐんと上達します。

ここではサックス初心者の方に向けた、サックスの選び方のポイントをご紹介いたします。
おすすめのメーカーや、初心者の方にそろえてほしい価格帯などもご紹介します。

サックスはどういう基準で選べばいいの?

サックスには「グレード」と呼ばれるランクがあります。

初心者向けモデル・中堅~一般向けモデル・上級者~プロフェッショナル向けモデル等にランク分けがなされています。

ランク分けの理由として価格を下げるための工夫や、音をスムーズに出すためのキイやメカをプラスワンしている、ハイグレードモデルとして差別化できるよう彫刻がなされているというような違いです。

初心者の方は、カレッジモデルやエントリーモデルと位置付けされているサックスを選ぶことが一般的ですが、中学校~高校の部活でほぼ毎日サックスを演奏するという場合、エントリーモデルでは出しにくい音域が出てくるなど、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ずっと続けるという場合は、多少背伸びすることにはなりますが、中堅モデルを購入することをおすすめします。

ソプラノとアルトどちらがいい?

「ソプラノサックスとアルトサックス、購入するならどちらがいい?」という質問には、これからサックスを始める方に対しては「アルトサックス」をおすすめしています。

アルトサックスは全てのサックスの基本で、演奏の場でもニーズが高い楽器です。
大きさ的にはアルトサックスもソプラノサックスも変わりませんが、キイの多さや折れまがったベルの分を加味すると、重さ的にはアルトサックスの方が重くなります。

ただし、アルトサックスはネックストラップを装用して重さを分散させますので、アルトサックスの方が持った感じが軽くなり、吹きやすいと感じます。

はじめにアルトサックスの吹き方をマスターすることで、ソプラノサックスなども吹けるようになります。

曲によっては持ち替えて演奏をすることがありますので、セカンド楽器としてソプラノサックスの購入をおすすめしています。

また、「アルトサックスとテナーサックス、どちらがいいか?」という質問もよくあります。
こちらに関しては、個人の好みにもよるところです。

学校の部活で担当楽器がテナーになったという場合や、テナーの中低音が好きという方などは、テナーサックスを選ぶと良いでしょう。

初心者におすすめのメーカー

初心者がサックスを選ぶ場合、メーカーに悩むところです。

一番のおすすめは、国内メーカーのヤマハです。

学校でも教育楽器として採用されている楽器メーカーで、全国どこでも購入できるという点も魅力です。
量産モデルも多いため、相応のサックスがそろっています。

また、楽器店の多くがヤマハの特約店契約を結んでいるため、修理に出しやすいというところもメリットと言えるでしょう。

少し背伸びしたい、という場合は、フランスのセルマーや日本のヤナギサワがおすすめです。
セルマーはジャズのシーンなどでも活躍できる楽器です。

ただし、これらのメーカーはハンドメイドです。真鍮製でも高額ですので、楽器の取扱いに慣れていない初心者にはあまりおすすめできません。

吹奏楽部などでは、「音色を統一する」というような観点から、購入する場合メーカーを統一することがあります。

おすすめだから、好みだからという理由で楽器を購入する前に、まずは講師など信頼できる方に相談をすることをおすすめします。

価格はどれくらいのものを選べばいい?

サックスに関しては「価格で選ぶ」よりも「グレードやメーカーで選ぶ」ことをおすすめしています。
安い楽器の場合は音程が悪い場合や、キイの取り付けがあいまいということもあります。

また、部品の調達ができず、リペアや修理が不可能という場合もあるからです。

予算があって上限が限られているという場合は、13万円~30万円台のモデル(例:ヤマハ2シリーズ~4シリーズ)をおすすめします。

サックスの主要メーカーで20万円台からの楽器であれば、初心者にも扱いやすいスペックがそろっているので最適と言えるでしょう。

サックス初心者が楽器を購入する際のポイントや目安になる価格帯をまとめました。
メーカーやグレードによっても価格やスペックが大きく変わります。

「安い楽器しか買えない」という場合でも、上達するにつれて良い楽器が欲しくなることも。
上達の余地がある、長い期間使い続けるという場合は、上位モデルを購入することも一案です。

その際は、上位モデルの中古楽器を購入することで価格を抑えることもできるので、中古楽器の購入も視野に入れてみると良いでしょう。