バンドにおけるエレキベースの音作りを考える【その1 音のイメージ】

「音作り」ギターやベースを弾き始めて、脱初心者したところで次にぶつかる壁、「音作り」

この大きな壁に突き当たり、この記事を見つけ、読み始めたあなたはきっと最初楽器を始めたときの「モテたい」という動機を忘れ、もっと純粋に音楽に向き合い始めているのではないですか?

楽器や衣装、パフォーマンスなど視覚的なものもあれど、出音こそが聴き手が感じる弾き手の個性であると僕は考えています。

音作りは人生の経験値がモノを言います。
今まで触れ合ってきた文化や惚れた腫れたや有象無象さえもが、音に説得力を肉付けしていくのです。

今回のエントリーでは、その音作りの中でもベースに焦点を当ててお話していきたいと思います!

エレキベースの音作りについて

僕もベーシストです。

ただ、まだまだ若輩者で長い長い音作りの旅の途中です。ここでご紹介できるのは、僕が今までに手に入れたヒントでしかありません。旅が終わり、唯一の解を手に入れられるのか、そもそも存在するのか分かりません。
では一緒に歩んでいこうじゃありませんか!

さぁ、まずは目指す音を出来るだけ具体的にイメージしましょう。
「このアーティストのこのアルバムのこの曲ここの音」というのでも構いません。その方が機材など参考になる物が多いので、近道かもしれません。

ただ、気を付けてくださいね。あなたが気に入っているのは音色よりメロディかもしれませんよ。

音の高さは周波数で表されます。音とは空気の振動です。その振動の速さを数値化した単位が周波数[Hz](ヘルツ)です。

と、理論的には上記の通りですが、以下は僕の主観でのベースの場合での各周波数帯での鳴り方の印象です。

※僕の主観です。言葉の感じ方に個人差があると思います。

これは体感する事がとても大切です!

30Hz-60Hz : ドロドロ
60Hz-110Hz : ボコボコ
110Hz-220Hz : モアモア
220Hz-440Hz : 音の芯
440Hz-1kHz : ボキボキ
1kHz-2kHz : バキバキ
2kHz-6kHz : ジャキジャキ
6kHz-10kHz : ジャリジャリ
10kHz- : シャリシャリ

僕は、こんな印象で音をイメージしています。

これを元に、「ここが出過ぎているのでカットして…」という具合に音を聞きながら、イメージしている音に近づけていきます。方法論は、実はこの程度です。

より細かく作るのに、グラフィックイコライザー(30バンドグライコとか最強ですね~)なんかがあると便利ですね!何となくで大雑把に作りたい人には、パラメトリックイコライザーがオススメです。

バンドアンサンブル内でのベーシストの役割

注意しなければいけないのが、自分の理想の音(ベースの単体での音)が、バンドアンサンブルでは必ずしも優れた音にはならないというところです。

高域から低域まで出ているワイドレンジなサウンドだと、高いところではギターやスネア、低いところではバスドラムやロータムタムなんかの音と干渉し、殺しあってしまいます。

「ベースのオイシイところ」ってのいうのはバンドによって変わります。(どのパートもそうですけど)バランスよく音域を棲み分けることによって、それぞれの楽器の音がヌけるバンドサウンドになるのです。

バンドメンバーの音を聞いて、まずはメンバーに帯域を譲って作ってみましょう。バンド内でそれが出来るのはベーシストだけです。ギタリストは譲る気なんてないのですから……

で、どうしてもギターから出ている低域の成分が自分の音とぶつかって邪魔(声に出しちゃだめですよ!)なら、「少しローをカットした方がキレが出て良くなるんじゃない?」って言ってみましょう。彼らはきっと気を悪くせず、試してくれるともいますよ。

ドラムの音には譲ってあげましょう。
彼らは基本的にアンプのような武器は持たず、生音で勝負しているので。

そうやって僕らベーシストは、立場もサウンドも縁の下の力持ちに徹するのです!

初心者ばかりのバンドでは、アンサンブルの中で出過ぎ足りないの判断が難しいところですね。
音のイメージ図をこんな感じに書きだしてみると各パートがイメージし易いかもしれません。

バンドにおけるエレキベースの音作りを考える【その1 音のイメージ】
(写真アンサンブルイメージ図)

今回のまとめ

ともあれ、最終的にはバンドとしてカッコいいことが良しとされます。自分だけで音を作るのではなく、メンバーとも相談して自分たちに合った音を見つけ出していきましょう!

次は「~それでもベースだって目立ちたい~ 歪み編」をお送りする予定です。
お楽しみに!

バンドにおけるエレキベースの音作りを考える【その2 歪み】
バンドにおけるエレキベースの音作りを考える【その3 アンプ】

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