ギター 改造 SG Jrタイプ 編 #2 ピックアップレイアウトの改造

前回に引続きギター改造 SG Jrタイプ編を行っていきます。
前回はギター改造のプランニングでした。

ピックアップを変更するだけでも音の印象をガラッと変化させることは出来ますが、
今回は、ハーフトーンの音を実現するためにピックアップレイアウトを改造していきます。

上級者向けの改造となりますが、お店でオーダーすることも出来ますので、参考にしてみてください。

まずは、前回のおさらいから。

ストラトキャスター用のピックアップを設置しハーフトーンを実現

写真で御覧頂いた通り、SG jrにはピックアップが1つしか設置されていません。

そこで、今回ストラトキャスターのセンターとリアのハーフトーンを出すという課題に対し、現在付いているピックアップをストラトキャスター用のシングルコイルのものへ変更し、ストラトキャスターのセンターの位置にもう1つ増設することで実現します。

とのことなので、とりあえず変更点が少ないリアから改造していきます。

リアピックアップの改造 ドッグ・イヤータイプのピックアップカバーの加工

まずはドッグイヤータイプのピックアップカバーを加工していきます。
ストラトのピックガードを参照して、ストラト用ピックアップが入るように穴を開けていきます。
穴を開けた後処理もしっかりしましょう。
粗い部分をやすりで削っていく地道な作業を頑張った結果がこちらです。

作業中の写真?ごめんなさい。撮り忘れちゃいました。

傾き加減もストラトからバッチリ参照しています。
それから、適当に用意したピックアップをはめてみました。

バッチリですねぇ。

裏はこんな感じです。

という訳で、リアピックアップはひとまず完了です。

フロントピックアップの位置など、ちょっとした基礎知識を覚えておきましょう

さあ、では面倒で後回しにしたセンター(このギターにとってはフロント)ピックアップの位置決めを行いましょう。

幸い店頭に沢山のストラトのサンプル(もちろん商品のことです)があります。
適当なFenderCustomShopのストラトのナットからセンターピックアップの距離を測ります。
今回参考にしたストラトのセンターピックアップは、ナットから548.5mmの位置に設置されていました。
ストラトのスケールはロングスケールと呼ばれ、一般的には648mmです。
上記から、センターピックアップの配置位置を割り出します。

548.5mm / 648mm = 84.645%

センターピックアップの位置はナットからスケール長の84.645%の位置にあるんですねー。

では、GibsonのSGなどミディアムスケールだとどの位置になるのでしょうか。
ミディアムスケールは628mmです。
こちらに先ほど割り出した、84.645%を掛けることで算出することが出来ます。

628mm × 84.645% = 531.57mm

上記の計算から、ナットから531.57mmの位置に設置することがわかりました。
今回は、ざっくりと531.5mmでいきましょう。
これでセンターピックアップの位置も決まりました。

これはセンターピックアップの位置を罫書いたのと、出来上がったテンションでリアピックアップを仮置きしてみた写真です。

まとめ

ピックアップレイアウトの変更には、スケールの長さなどちょっとした基礎知識があるとスムーズに作業が出来ます。
計算方法は、難しくありませんので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

では次回、木工加工に入りましょう。

続く!